記事作成日:2018年8月20日

前回は、「中小企業におけるIT化(1)なぜIT化が必要なのか」と題してIT化の必要性について解説しました。今回は、IT化を成功させるためのポイントを5つ紹介します。外部の専門家に依頼する場合も知っておいたほうがいいものばかりです。ぜひご覧ください。

自社に合った形で導入する

IT化の難しい点は「これが正解」というのがないこと。もちろん他社の事例を参考にすることはできますが、マネではうまくいきません。同業他社がこのシステムを入れているからという理由で導入すると宝の持ち腐れになってしまう可能性があります。システムを入れるのは難しくありませんが、それを会社に合うように使いこなし、ルールを作ることが大変。専門家に依頼する場合は、ここまでフォローしてくれる業者を選ぶのがおすすめです。

優先順位を決めてスモールステップで導入する

IT化を行う際は、何から行うか優先順位を決めましょう。最初は、効果が出やすいものから進めるのがおすすめです。

また導入する際は、一気に全社で進めるものではなく、まずは部署を限定して導入してみて、課題を洗い出し解決策を探し、ある程度うまくいってから拡大していくのがいいでしょう。

経営的な視点で推進する

よくある失敗が、システムを導入しただけで活用できずIT化のメリットを感じられないケース。IT化することが目的になってしまうと、こういった失敗につながります。IT化するのはあくまでも手段であり、IT化することで経営課題を解決させることが目的です。

たまにITに詳しい人材がいないからIT化は難しいと言う方がいらっしゃいますが、社内のITスキルがずば抜けた人が主導することで、IT化が目的になってしまい上手くいかないケースもあります。その方がいる間は良くても、転職してしまいそのシステムを使いこなせなくなったという話もありました。成功のポイントは、経営的な視点で推進できるかどうかです。専門家に依頼する場合は、ITのスキルだけではなく、経営的な視点を持ち合わせているかという点も重視してください。

中小企業の場合は社長のトップダウンが基本

どんな改革であっても、変化は時に従業員のストレスになります。現状に不満がない場合は特にそうです。だから中小企業の場合、IT化を推進するのであれば社長のトップダウンが基本。やらなくてはいけないという気持ちにさせることが大事です。

ある程度の会社の規模になると、IT推進化のチームを作るといいでしょう。この場合、ITに詳しい人が中心になるのではなく、各部署から代表を集め、できれば各部署のキーマンとなる人材を集められるとベストです。間違っても、今、この人が暇そうだから、ITは苦手だから若手の新入社員に!なんて理由で選ぶのはやめてください。システム、ルール作りは会社の基盤になります。各部署の業務に精通している人がいいですね。

抵抗する人は必ずいると考えておく

前述しましたが、何か改革をすると、必ず抵抗する人がいます。仕事が増えるから嫌だ、やり方を変えなくてはいけないから嫌だ、パソコンはよく分からないから不安というものもあれば、IT化することで見えてほしくないものが見えてしまうという理由で抵抗する人も……。

以下のITmediaエンタープライズで紹介されている失敗事例は、ありがちですので、IT化を推進する立場の人は、こういうケースがあるんだなと知り、事前に対策を立てておくといいでしょう。

変化を嫌う現場の“抵抗勢力”、3つの攻略法

IT化を推進しようとなった段階で、社内への告知に努めましょう。導入後のイメージを明確に描けるような説明を意識すると、不安を払拭しやすくなります。このときに具体的な数値を出すと伝わりやすいです。

自分に関係する話だと思うと、変化を拒む傾向があるので、次に示すような形で、今の立場から離れて考えてもらうのもひとつです。

  • ゼロから仕事をする場合、今のやり方が効率がいいでしょうか?
  • あなたが社長だったら、どうしますか?
  • ライバルのA社も同様に考えるでしょうかね?

まとめ

IT化を行い、現場に定着するまでにはどうしても時間がかかります。焦らずに進められるよう長期的なスパンで考えていけるといいでしょう。

弊社では、お客様が抱える問題・課題に応じて、解決策をご提案し、サポートいたします。特定の業者ではなく、中立的な立場であるからこそ、より最善のご提案ができるのだと考えています。困ったことがあったときに、「ちょっと聞いてみよう」と思ってもらえるような存在になれたら幸いです。当社だけで解決できない問題については専門家とチームを組み解決に努めます。



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