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2026年1月より、GmailでPOPでの他社のメールアカウントのメール受信する機能が終了します。
Gmail の Gmailify と POP の今後の変更について
この機能の利用者は早急に何らかの対策を取る必要があります。他のメールソフトを使用する、Gmail宛てに転送するなど、いくつかの方法があるのですが、この機会にメールについてまとめておこうと思います。
POPとIMAPはどちらも「メールを受信するための仕組み(プロトコル)」で、主な違いは「メールをどこに保存して管理するか」です。 ざっくり言うと、POPは「端末に持ってくる」、IMAPは「サーバーに置いたまま共有する」方式です。
POPはスマホ登場以前でPCも一台だけ、インターネット接続は低速で従量制、といった環境との相性が良かったのですが、複数の端末での利用が困難なため、サーバ上でメールを管理するIMAPが開発されました。高速な常時接続が普及したこともIMAPの利用拡大を後押ししました。
多くのメールサービスはPOPとIMAPの両方に対応していますが、昔からあるプロバイダにはIMAPが有料オプションだったり非対応だったりするところもあります。逆に新しいクラウドメールサービスにはPOPを廃止・非推奨にしてIMAP(または専用アプリ)に一本化しているものもあります。
ちなみに、メールの送信にはまた別のSMTPというプロトコルが使われています。
POP(Post Office Protocol)は、メールをサーバーから自分のPCやスマホにダウンロードして保存する方式です。デフォルト設定だと、ダウンロード後にサーバー側のメールは削除され、基本的に「その端末だけ」がメールの本体を持つ形になります。
メールソフトの設定で「受信したメールをサーバに残す」ようにすることで、複数のPCやスマホでメールを受信することができますが、運用はなかなか困難です。
メインで使うPCは通常通り「受信したメールを削除する」設定にしておき、出先で新着メールをチェックするためにスマホやモバイルPCで受信するときは「受信したメールをサーバに残す」といった使い方がせいぜいでしょうか。
複数のデバイスで同じメールアドレスを使う場合、サーバが対応しているならIMAPを使うのがお勧めです。
IMAP(Internet Message Access Protocol)は、メールの本体をサーバー上に置いたまま、各端末からそのデータを「見に行く」方式です。 どの端末からアクセスしても同じ受信トレイ・フォルダ構成・既読状態が同期されます。
便利なIMAPですが、メールサーバの容量や保存期間の制限などに注意が必要です。
IMAPはメールをサーバ上で管理する仕様のため、サーバのディスク容量を使用します。不要な迷惑メールが大量に届くような場合、放置すると容量オーバーにつながります。メールサービスによっては残り容量が少なくなった時に通知してくれるところもありますが、こういった機能がないところもあります。
オーバーすると新しいメールが一切受信できなくなり、送信者にエラーメールが返送されます。「〇〇さんにメール送るとエラーになるんだけど」といった連絡を受けてやっと気づくということもよくあります。
エラーになったメールは再送されないので、必要なメールは送信者に頼んであたらめて送信してもらう必要があります。エラーに気づかず送ったはずと思っている送信者もいます。エラーになったことで「この相手はダメだ」と思われてしまい、機会損失につながることもあります。
なんらかの方法でサーバの残容量を定期的に確認するようにしましょう。
容量制限とは別に、保存期間が設定されているメールサービスもあります。無制限のところもありますが、一定期間でサーバ上のメールを自動で削除するサーバも存在します。保存期間は受信から180日、1年、無制限とサービスによってまちまちです。
保存期間の制限があるサービスを使用している場合、保存しておきたい古いメールは削除される前にバックアップを取るなどの対策が必要です。
使用しているサーバの仕様を確認しましょう。
主なメールサービスの仕様については今後の記事で解説します。
Gmailで他社メールのPOP受信機能を使用すると、POPのダウンロード先が特定のPCではなくGmailのサーバーとなります。このため、複数のPCやスマホからメールにアクセスできるようになり、POP特有の欠点が解消されます。また、Gmailの高度な迷惑メール対策機能が適用されるという大きなメリットもありました。
今回、この機能が終了してしまうということで、利用者は早急に対策が必要です。どのように対応するのがよいかは、今後の記事で解説します。
POPやIMAPとは?仕組みの違いと使い分けの場面、メリットとデメリット
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