記事作成日:2022年1月31日

概要

最近公開した動画「暗号通貨イーサリアムを市場で購入してみた」の続きの内容。 bitFlyerで入手したイーサを財布ソフトであるMetaMaskに送付した。 MetaMaskに送付することによりMetaMaskを通してDappsと言う分散型アプリケーションの利用が可能になる。

前回の記事 暗号通貨イーサ(ETH)を市場で購入してみた

全文

こんにちは。今回はイーサを bitFlyer からMetaMaskへ送る。 分散型アプリケーションDAppsを使う準備。 という話です。

経緯と概要です。最近、暗号通貨イーサを市場で購入してみた。という動画を作成しました。その続きの内容となっています。

BitFlyerで入手したイーサを実際に利用するために、その一部をMetaMaskという暗号通貨の財布ソフトに送付しました。

現在のところ、MetaMaskのイーサ残高が 0 の状態であるため、イーサをそこに送付する必要があります。MetaMaskを通じて様々なダップスと言われる分散化アプリケーションを利用できるようになります。イーサはそのための通貨の役割を果たしています。MetaMaskにイーサを入れる方法は他にもあることに注意です。

MetaMaskとは何か、なんですが、いつものごとく Wikipedia から引っ張ってこようとしたんですが、日本語の情報がないので、英語の情報をキャプチャして載せておきます。

ポイントとしていくつか上げてみました。 イーサリアムブロックチェーンとやり取りできる暗号通貨の財布ソフトのことを言います。ブラウザの拡張として利用できるという特徴があります。

ダップスと同期しての利用を想定している財布ソフトということです。ブロックチェーンの仕組みを利用する分散型アプリケーションのことをダップスと言いまして、そのようなアプリケーションとMetaMaskを通じて、ブロックチェーンを利用できるという、特徴があるものがMetaMaskというものになります。

1 つの事例として、自分が使っている Google Chrome の拡張機能でMetaMaskが導入されている様子です。赤い丸の部分に狐のイラストのようなものが見えると思うんですが、これがMetaMaskです。

MetaMaskのアイコンをクリックして開いてみると、このような感じで 0 イーサとあります。現在、自分のMetaMaskのイーサの残高が 0 だということが確認できました。

先ほどのMetaMaskのアカウントにbitFlyerのイーサを送金する手続きに入ります。まず、先ほどのMetaMaskのアカウント、そこにアドレスが割り振られていますので、そのアドレスをbitFlyerに登録する必要があります。

まず BitFlyer のページを開いて左側の入出金というところをクリックします。次にイーサリアム、送付、アドレスを登録する、というところを順にクリックしてアドレスを登録します。

するとこのような画面になり、メールが送信されます。

メールが届いたら、メールの本文内のリンクをクリックし、認証アプリで認証する必要があります。ここでは Google Authenticator という認証ソフトを使ってbitFlyerの 2 段階認証の手続きを進めています。

すると次の段階に進んで、ようやくMetaMaskのアドレスを登録することができるようになります。MetaMaskの画面で、アカウントというところをクリックするとアドレスがコピペできますので、BitFlyer の所定の位置に入力します。ラベルにはMetaMaskとわかるような名前を入れて登録するといいでしょう。これでやっとイーサリアムのアドレスが登録されます。

アドレスを登録すると、そのアドレスに対して送金をすることができるようになります。この画面のイーサリアムアドレスというところをクリックすると送金するモードになります。

次に送付する数量を入力して送付するわけですが、注意点としては 0.005 イーサが手数料として引かれますので、それを考慮しないといけないということです。0.005 イーサを送付すると手数料と合わせて 0.01 イーサになります。 ここでは残高が 0.009985 イーサですので、残高が不足していますというメッセージが表示されました。 このような感じで、残高が不足すると送付できません。

そこで、0.004 イーサにしたところ、送付するモードになりました。さっそく送付してみます。

すると、このような、「送付を確定する」、もしくは「キャンセル」が選べる画面になります。ここで「送付を確定する」ボタンを押します。

するとまた、認証アプリによる二段階認証の画面になります。 先程も使った Google Authenticator を使用して認証します。

そうするとこのような画面になり、0.004 イーサの送付手続きを受け付けましたと表示されました。 この画面が現れてから完全に反映されるまで、約 10 分かかりました。

送付の手続きが完了し、約 10 分経ってからMetaMaskのアカウントを見ると、この画面のように残高が 0.004 イーサとなっていることが確認できました。

一連の手続きを終えたbitFlyerの資産の状況は、この画面のようになりました。

日本円換算の JPY 資産の残高が 5378円となっています。イーサ資産は 0.000985 、日本円換算で445円ということで、ほとんど残っていない状況です。

前回の動画でbitFlyerに10000円入金して0.01イーサを購入しました。その残金が5378円です。購入した0.01イーサから手数料を引かれた残高が0.009985イーサでした。

今回、0.004 イーサをMetaMaskに送り、0.005 イーサの手数料がかかったので、0.009イーサ減って残高が0.000985イーサとなりました。

まとめです。 前回 bitFlyer で入手したイーサを、財布ソフトであるMetaMaskに送付してみました。

感想としては、手数料が結構かかるなあということですね。この手数料というのは銀行の送金手数料のようなものなんですが、bitFlyer からMetaMaskに送る場合に 0.005イーサ、時価で大体 2200円に相当する手数料がかかりました。まあ今回は実体験という意味で、少額の送金を試しました。

MetaMaskから直接イーサを購入することもできるようなので、いずれ試してみたいと思います。送金するよりも、直接MetaMaskで購入した方が効率的ではないかと思うんですが、どうなんでしょうか。

また、ブロックチェーンの全ての取引が原則的にコストと時間がかかるということで、送付の手続きをしてから大体 10 分ぐらいかかりました。コストもそうですが、ある程度時間もかかるということですね。

内容に間違いや勘違いの可能性がありますので、その点は注意してください。 今回は以上です。



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